FLAT STUDIO

「FLAT STUDIO」という物語のはじまり。
2017年7月13日、『夢が覚めるまで』というショートムービーが公開されました。この作品はイラストレーターであるloundrawが監督・脚本・構成・キャラクターデザイン・原画・動画・背景・撮影など、制作のすべてを手がけた"架空の劇場映画の予告編"であり、この映像を手がけたのが"架空のスタジオ"であるFLAT STUDIO(フラットスタジオ)です。

創作に対して真摯な姿勢を。
loundrawが『夢が覚めるまで』を通して示したのは、技術や作家性だけではなく、創作に向き合う姿勢そのもの。たった一人でも、次の一歩を踏み出さずにはいられない。一つの信念を貫き、新たな表現にも経験に囚われず挑んでいく。そのような小さな"一(イチ)"を積み重ねて作品を生み出す姿勢を、FLAT STUDIOのタグラインでもある《ONE IS ALL》に込めました。私たちはこの創作者としての信念を、スタジオの価値観として表現したいと考えます。

一つの旗のもと多彩な才能が集まる場所へ。
FLAT STUDIOは作品づくりにおける新しい価値観や視点を追求・提案するクリエイティブスタジオです。"より良い表現を届けたい”というの旗のもと、領域に縛られず創作に向き合います。そのためには基盤となる「スタジオ」であると同時に、異なるアイデンティティやバックボーンの者たちが共存し意見しあえる、オープンで多文化的な「コミュニティ」でなければなりません。FLAT STUDIOはジャンルにとらわれず「普遍性」と「新規性」を両立し、《ONE IS ALL》の実現を目指します。

全員が参加する360度型の創作集団として。
作品をカタチにするのはクリエーターですが、それを支えるマネジメントスタッフも、同様に創作者であると私たちは信じています。作家が活動をするうえでのヒント、モチベーションなど、寄り添い方は様々ですが、作品を生み出すなかでの大切な"一(イチ)"であることは確かです。FLAT STUDIOは全員が創作に携わるアーティストとマネジメントの共同体です。

これらは、ある意味では「創作を愛するものとしてどう生きるか?」というテーマにつながるかもしれません。一元的には定義しづらい、創作に向き合う感情や思想を、FLAT STUDIOに参加する者の姿勢を通して伝えていきたいと思います。 多くの"創作者"にとっての一つの可能性になるように。